こんにちは、けんすけです!
「”本当の自分”てなんだろう?」
「自分は一体なにをするために生まれてきたんだろう?」
誰もが一度はこんな疑問を抱いたことがあると思います。
この疑問って、人間にとって最大のテーマであって、
そのぶん答えを出すのは簡単ではありません。
でも、その答えを見つけるためのヒントが、少年ジャンプで連載中の
「ブラッククローバー」に出ていたので紹介したいと思います。
そのヒントをくれたキャラが、クローバー王国の魔法帝である「ユリウス・ノヴァクロノ」です。
では、ユリウスから【本当の自分の見つけ方】を教わっていきましょう。
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「自分は何者なのか?」を問い続けてきたユリウス
ユリウスがヒントとなる発言をしていたのは、ユリウスが
敵の組織の頭首であるリヒトというキャラと戦っている最中のことでした。
ユリウスは、時間魔法という特殊な力を持って生まれてきました。
さらに、表紙のない特殊なグリモワール(魔導書)を持っていて、
「良いか悪いかはわからなかったが私は特殊だった」と自分でも言っています。
そのためユリウスは「自分は何者なのか…何を成すべきなのか…」ということをひたすら自分に問い続けてきたのです。
そう問い続けながらも国を良くする為に実績を出して、その国の頂点である魔法帝まで辿り着いたときに、あることに気づきました。
それが、
「私が歩んできた道程が 私だ・・・! 私は魔法帝だ」
ということだったのです。
これはどういうことなのか、次で説明していきます。
道程の中に「本当の自分」が見えてくる

この言葉には
「本当の自分とはなんなのか?」
僕達がその答えを見つけるヒントが隠されています。
ユリウス、もひたすら頭の中で「自分は何者なのか?」を問い続けてきたけど、なかなかその答えを出せませんでした。
でも、そう問い続けながらもしっかりと行動して実績を出し、魔法騎士団の頂点である魔法帝にまで昇り詰めました。
ユリウスは、そこまできてようやく気づいたんです、「この道程こそが自分だったんだ」と。
国のトップに立つほどの実力を持った人間でも、「自分は何者なのか?」その問いの答えをすぐに出す事はできませんでした。
でも、最終的には答えを出せた。
その理由というのが、
ユリウスは明確な目的を持ち、その目的を達成するためにしっかりと歩み続けてきたからなんです。
そして、その「歩んできた道程の中」に、自分という存在のすべてが詰まっていることに気づいたのです。
考えるだけでなく歩みを進めるのが大事

ただ、結果的にこれはユリウスの死亡フラグでした Σ(゚Д゚)
なんとこの言葉のすぐあとに、ユリウスは敵であるリヒトに殺されてしまいます。
でも、死亡フラグだったからこそ、ユリウスのこの気づきは、これまで生きてきた中で悟った1つの”真理”だということです。(まだ生きてる可能性もありますが)
ユリウスの話を聞いてわかる事は、
「本当の自分はどこにいるんだろうか?」と頭の中で考えているだけでは答えは出ない
ということです。
きっと、ユリウスも頭で考えるだけで行動に移していなければ、その答えに辿り着くことはなかったでしょう。
つまり、しっかりと目的を持って行動し、そこに向けて歩み続けた人間だけがその答えに気づくことができる、ということを教えてくれているんですね。
人生の目的(ゴール)を決める

ちなみに、ユリウスの国の王族は生まれつきの魔力の高さにおごり高ぶって、自分の欲を満たす事しか考えていない人間が多くいました。
でも逆に、下民出身の魔力の弱い騎士団員が、命がけで一般人を守っている姿を見てユリウスは、人間としての生き方、自分の国の在り方に疑問を感じました。
そして、王族も下民も関係なくみんなが平等に幸せに暮らせる平和な国にしたい、という思いが生まれ、その思いを達成するために実績を積み魔法帝という地位を手に入れたのです。
そんな明確な目的をユリウスは持っていました。
この明確な目的を達成するために歩み続けてきたからこそ、
「自分は国民を守るために存在している魔法帝だ」と悟ることができたんですね。
”今の自分にできること”をやっていく

つまりユリウスは、国のため、そして国民のために
”今の自分ができること”を1つずつやってきたということです。
これを見て分かるように、「自分は何者なのか?」「何のために生まれてきたのか?」
その答えを出すためには、目的を持ち、その目的を達成するために
”今の自分にできること”を1つずつこなしていくことが重要になります。
僕もそうでしたが、多くの人は
「自分が本当に好きなことってなんだろう?」とか
「自分に向いている仕事ってなんだろう?」
と、頭の中で考えるだけで終わってしまいます。
でも、頭の中で考えているだけでは、本当の自分が見つかる事はありません。
行動していった先にしか、その答えを見つけることはできないんです。
なので、今日からは「やりたいことが見つかったら何かをやろう」という考えを捨てて
「とにかく今の自分にできることをやろう」という考えに沿って行動してみてください。
そうやって、今の自分にできることをやっていけば、次のやるべきことが見えてきて、次第に自分の道程ができあがっていくはずです。
「誰かのための行動」を意識する

そして大事なのが、ユリウスが「国民のために」という思いで行動していたように、僕らも”誰かのための行動”を起こしていくのが大事になります。
自分の人生を見つけるためには、この「誰かのために」という動機がとっても重要になります。
それについては、こちらの記事の要素の”3つ目の項目”に書いてあるので興味があれば読んでみてください。

最初は家族や友人の悩みを聞いてあげるといった、簡単なことからでも全然オッケーです。
そうやって、誰かのためにを続けていった結果、ふとしたときに
「自分はこれをするために生まれてきたんだ!」
と気づける瞬間が訪れるはずです。
それは誰かのために頑張った人にだけ与えられる、神様からのご褒美なんじゃないかなと思います。
と偉そうに言っている僕も、まだまだ自分の道程を歩んでいる最中です。
でも、すでにそこに辿り着いている方達から学んできた経験から、今回の話は間違いないと断言できます。
そして、そこを目指している今の道程がすごく楽しいし、この先にきっと最高な景色が待っていると信じて突き進んでいるので、これを読んでくれているあなたとも一緒に成長していけたらいいなと思っています。

ということで、今日はここまでです。
最後までありがとうございました。