こんにちは、けんすけです!
- 自分はこの先の人生で何がしたいのかわからない・・・
- 自分はどこに向かっていけばいいんだろう?
- 本気になれるものが見つからない
など、
自分の人生の目的や、向かうべき場所が見つからないという悩みを抱えている人は多いと思います。
ですが、目的が1つでも見つかれば、人生は大きく変わっていきます。
本当に、漫画のヒーローのような、最高に楽しい人生にすることもできちゃうんです。
ということで、今日は
「自分が何をしたいか分からない」そんな悩みを解してくれる”たった1つの魔法の質問”について、僕の過去の経験を交えながら話していきたいと思います。
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「何がしたいのか?」と悩み続けた過去

実は、僕も学生の頃から長い間こういった悩みを抱えて苦しんでいました。
「自分が本当にやりたいことって何なんだろう?」
「自分が好きなこと、楽しめることってなんだろう?」
こんな悩みが頭の中で雨雲のようにずっとまとわりついてモヤモヤしていたんです。
これ、当時は本当に頭の中に雲がかかっているような感覚でした。
このモヤモヤから抜け出したくて、考えに考えた結果辿り着いた答えが「自分でビジネスをする」という生き方でした。
僕はもともと、就職したくないという思いもあったので、自分にとってベストな道が見つかったなと思いました。
でも、ビジネスを始めてから割とすぐに、
「自分がやりたいことって本当にこれなのかな?」
という疑問が再び湧き出てきてしまったのです。
人生を変えてくれた”ある人”との出会い

それでも、ビジネスをやりたいという思いはあったし勉強もずっと続けていました。
でも、「何か違う気がする」「何かが足りない気がする」
とうい思いは強くなっていきました。
不安はどんどん大きくなって、パンクしてしまうんじゃないかというところまで来た時に、僕の人生を変えてくれた”ある人”と出会うことになったのです。
この時は本当にタイミングが良すぎて、誰かに人生を仕組まれてるんじゃないかとさえ思いました(笑)
そのある人とは、経営コンサルタントをやっている方で、大企業から個人事業を含めて1500社以上のコンサルをして結果を出してきた本物のコンサルタントでした。
経営コンサルタントっていうと、いかに企業が利益を出せるか?
を第一に考える仕事っていうイメージがあるし、実際そういうものですよね。
ライバルにいかに勝つか、お客さんにいかにお金を出させるか、を考えるのが、一般的なコンサルタントのやり方です。
でもこの方は、会社の利益を出すのはもちろんのこと、その会社の従業員やお客さんも含めて、みんなの人生が良くなるにはどうしたらいいか?
もっと言うと、「世の中が良くなるにはどうすればいいか?」
を第一に考えたコンサルティングをしていたのです。
しかも、知れば知るほど口だけじゃなく、本気で世の中のために仕事をしているというのがわかりました。
この人の考えを知ったとき僕は「なんかすげー!かっけー!」と思いました。(アホっぽい)
やりたいことが見つかる”たった1つの魔法の質問”

ここからようやく本題に入っていきます。
僕はこのコンサルタントの先生からたくさんの事を学ばせていただき、人生が大きく変わっていきました。
教わったことの中の1つに今回の
【自分が何をしたいか分からない】を解決する”たった1つの魔法の質問”
があったのです。
では、その魔法の質問とはどんなものだったのか?
それが、自分が何をしたいか?ではなく
「誰にどうなってもらいたいのか?」
という質問でした。
とってもシンプルな質問なんですが、この質問をされたときは、頭にズガーンと雷が落ちたような気分でした。
それまでは、
「自分がやりたいことは何か?」
「自分が好きなことは何か?」
「自分が楽しめることは何か?」
といったように、
「自分自分」と自分のことしか考えていなかったんです。
でも、この質問をされたことで、
そうか、自分のことばっかり考えて「誰に?」の考えが足りなかったからずっと悩み続けていたんだ!
ということに、ようやく気づくことができたんです。
人が心の奥で本当に求めているもの

なぜ、「誰にどうなってもらいたいか?」という考えが重要なのかというと、
人が幸福感を感じるのは
人や社会との繋がりを感じているとき
だからです。
以前、TEDでスーザン・ピンカーという(上の画像の)方が長寿の秘訣についての調査結果を話していました。
その調査でわかったのが、長寿の人達は周りの人や社会との繋がりを強く感じている人達だったということなんです。(興味のある方はぜひ動画を見てください)
さらに、コンサルタントの先生からはこんなことを教わりました。
「人は心の奥では”成長”と”貢献”を求めています」
と。
人は、人や社会に貢献することで、多くの人から求められる存在になります。
その結果、人や社会との繋がりを強く感じることができて、幸福感と安心感を感じることができるんです。
そうなったら、「何をするか?」というのは正直なんでも良くなってくるんです。
つまり「誰にどうなってもらいたいか?」
その答えが見つかった後に初めて「何をするか?」が見えてきます。

だけど、この「誰のために?」というのを飛ばして「自分のやりたいこと」を考えるから、その悩みから抜け出す事ができなくなっちゃうんです。
まさに僕がそれでした(笑)
なので、「何をするか?」を見つけるためにも、
まずは「誰にどうなってもらいたいのか?」を考えるのが重要になるということです。
”誰かのために”が「やりたいこと」になっていく

これを聞いて「でも自分が楽しめることじゃないと結局続かないよね?」
と思う方もいるかもしれません。
でも、これの面白いところが
「誰かのため」を追及して行動していくことで、
結果それが「自分のやりたいこと」になる
ということなんです。
さっきも話したように、人が幸福感を感じるのは人や社会との繋がりを感じているときです。
なので、最初は特にやりたいことではなかったけど、やっていくうちに人から感謝されたり必要とされることで、幸福感を感じられるようになります。
幸福感を感じられたら、今やっていることって内容がなんだろうと絶対に楽しくなるし好きになりますよね?
「誰のために?」を突き詰めると、結果それが「自分のやりたいこと」になって理想の人生になっちゃうんです!
そのために必要なのが、自分の得意なことを見つけるということです。
あんまり好きじゃなくても得意なものを見つけてみてください。
得意を周りの人達のために使っていけば、多くの人に喜ばれて必要とされるので、好きじゃなかったものがどんどん好きになっていきます。
この状態になれば人生はもうめちゃくちゃ楽しくなっていきますよ。
「魔法の質問」を考えてみよう

ということで、魔法の質問である「誰にどうなってもらいたいか?」を考えていきたいと思います。
その1つの答えを見つけるためにも、ぜひ次の質問について考えてみてください。
- あなたの大切な人は誰ですか?
- その大切な人はどうなったら幸せになりますか?
- そのために今の自分ができることはなんですか?
- 実際にやってみて反応はどうでしたか?
- その反応を踏まえて次は何をしますか?
なかなか思いつかないな~という場合は
家族や恋人や友達、仕事のお客さん、もしくは過去の自分など身近な人から考えるとイメージしやすいと思います。
最初はハードルを下げて、すごく小なことから始めていくのがオススメです。(最終的な理想は大きく持ってください)
例えば、幸せになったもらいたいな~と思っている友達が
「挑戦したいことがあるけどなかなか一歩が踏み出せない」
という悩みを抱えていたとします。
その時に、その友達が一歩を踏み出せるようになるには自分に何ができるかな?
と考えて、そのために今できることをやっていきます。
応援の言葉をかけてあげるとか、悩みや相談を聞いてあげるとか最初は簡単なことからで全然オッケーです。
それで、実際にやってみた結果、相手の反応がどうだったか見て、じゃあ次はこうしようとか行動をどんどんブラッシュアップさせていきましょう。
あとは自分が過去何かに悩んでいた経験を活かして、今同じような悩みを抱えている人にアドバイスをしてみるとか、
そういった小さなことを積み重ねていくことで少しずつ「自分はこんな人を助けたいな」というのが見えてくるはずです。
これが見えてくることで、「自分はこれがやりたいのかも」というのも見えてきます。
それを何度も行って、修正してはまた行ってということをしていくうちに、気づけばあなたが「本当にやりたいこと」が見つかっているはずです。
「誰にどうなってもらいたいか?」を考えるとモヤモヤが晴れて、人生が開けていく気がしませんか?
ということで、「自分のやりたいことがわからない・・・」と悩んでいるなら
「誰にどうなってもらいたいか?」という魔法の質問をぜひ考えてみてくださいね。
それではまた~!